▲都筑名物「三富士」とは▲

 「富士」といえば、まず、日本一高いあの「富士山」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、地元にも「富士」は存在するのです。富士といっても正確には富士塚で、江戸時代に江戸を中心として栄えた富士信仰にともなって造られたものです。
 当時、富士山に登ることは容易ではなかったため、実際に参拝できない人々のために、富士山を模した小型の塚を地元に築造したのです。誰でもこの富士塚を参拝すれば、富士登山と同じご利益があるとされたことにより、各地で競って富士塚が造られました。
 県内でも川崎市・横浜市北西部を中心に多数分布し、ニュータウン地域にも多くの富士塚があったと言われていますが、茅ケ崎、荏田など、ほとんどは都市化によって失われてしまいました。
 しかし、現在も保存されているものがあり、「山田富士」「川和富士」(移築)「池辺富士」の三富士は都筑名物にもなっています。火口や登拝口が造ってあるなど、小さいながらもその姿はまさに富士山。近場で手軽に富士登山の気分が味わえます。山田富士は公園として整備され、川和富士は展望スポットとしておすすめです。地元の富士に登り、山頂から本物の富士山を眺めてみては。


戻る